ものしり博士 契約に必要なもの

礼金

礼金の額は物件によって異なりますが、家賃の１〜２ヶ月が目安です。礼金は退去時には戻ってきません。

敷金

敷金はあくまでも預けておく金銭で、賃貸住居から退去する際に家賃を滞納している場合や、 入居者の負担で部屋を補修する必要がある場合には、その金額が敷金から差し引かれることになります。 敷金の額は家賃の２ヶ月分が目安です。

仲介手数料

仲介手数料とは、家主と入居者の仲立ちをしている不動産会社に支払うもので、金額は最大でも 家賃の一ヶ月分以内と法律で決められています。

前家賃

前家賃とは入居を開始する月の家賃のことです。月の途中から入居した場合は、その月の家賃 （入居する日から月末までの日割り家賃）と翌月分の家賃を契約の時に一緒に支払うことが多いです。

火災（家財）保険料

賃貸住宅の建物については、持ち主である大家さんが保険に加入しておくものですが、火災が起きた場合には 様々な損害や賠償責任が発生し、借主にも多くのリスクが生じます。
仮に自分の部屋から失火して、家財（ＴＶやタンスや壁紙など）が焼失してしまった場合、大家さんの掛けた 保険だけでは補償されません。これらを補償するのが「家財保険」です。
もう一つ、借主には賃貸期間が満了した場合、借りた部屋を元通りにして返す「現状回復義務」が有りますが、火災で自室を損失した場合には元通りには返すことができないので、 大家さんに対して損害賠償責任が生じます。この賠償責任をカバーするのが「借家人賠償責任担保特約」です。 この様な場合に備えて、個人で家財保険に入り、「借家人賠償責任担保特約」を付けておく必要があるのです。

鍵交換費用

最近は契約条件の中に、鍵交換（代金借主負担）が含まれている物件が多いです。代金は15,000〜20,000円程度です。

契約に必要な書類

住民票

住民票は入居者が以前住んでいた場所に実在することを証明するもので、入居者全員の住民票が必要となります。

収入証明書

収入証明書は会社員の場合は「源泉徴収票」もしくは毎月の給与明細書で良い場合も有ります。自営業の場合は 「確定申告書」の写しが収入証明書となります。

連帯保証人承諾書

連帯保証人承諾書は万一の際に入居者の債務（家賃の滞納など）を負う旨の確約書類。承諾書には保証人の実印の押印が必要となります。

印鑑証明書

印鑑証明書は印鑑が実印であることを証明する為、かつ住所を確認するために必要となります。

※契約によって多少異なりますので、管理会社に確認しましょう。